「腹診」

3本の指腹を反らせて使う
点ではなく面でさがす

左天枢は肝臓   ( 〃 )天枢は大事
右天枢は免疫力・肺(難経)天枢は大事

左の中注~大巨は瘀血(左半身)「血がドロドロ」
右の中注~大巨は瘀血(右半身)「血がドロドロ」

(ヘソはちょっと無視)
心窩部は心
中脘は胃
右季肋部(=旧期門)は肝臓

●臍下部(関元)凹軟弱=腎が弱い
内臓を支える力が無い→内臓の下垂→鼠径靭帯を圧迫する→鼠径靭帯がコる
→腰の筋肉が引っ張られる→下肢につながる血管や神経が圧迫される
→下肢の循環が悪くなる→膝の変形・腰の変形→腰が曲って膝がО脚の老人になる
●対処方法=鼠径靭帯をやわらかくしてあげる
●「帯脈」もよく効く。下っ腹に力が入り。外腹斜筋,内腹斜筋がゆるむ。
 鼠径靭帯がゆるむことを目標にして、鼠径靭帯を確認しながら施術する。

腹部の冷えや弱り(あるいは脈が細い)=貧血と判断する(特に冬は多い)=血の量が足りない
→三陰交と内関を必ずセットで使う(まず血を増やしてあげる)

腹部全体のどこを押しても痛い場合は、自律神経失調状態と判断する。