「長野式では切皮瀉をよく使う」 基本的な長野式の鍼は補法なので、抜鍼後の鍼穴を指でふさいで気が漏れないようにしている。 しかし、切皮瀉は別。 ①凝り固まりが強く残っている・熱を帯びている・実証などによく使う。 ②治療がうまくできなかった時の最後の一押しとして局所的に行う。 ③治療の最後で座位や立位になって、肩に悪い凝りが浮き上がってきた場合に使う。 やり方は、ただ切皮して抜くだけ。